もやし

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~のもやしのレビュー・感想・評価

5.0
特殊部隊映画は山ほど見てるけど、評価の高いこの作品も見てみました。監督の過去作品見てみると脚本として参加した作品がことごとく名作ばかりだったので、かなりのプロフェッショナルと思われます。

警察官になって2ヶ月の新人が実質的な主人公で、殺人が横行する紛争地域なのに、薬物密売とかの理由で何人か逮捕してたらISISの集団にボコボコに撃たれているところを特殊部隊に助けられる。
そして運命的とも言える理由で特殊部隊の仲間入りを果たす。 


新人の癖にいきなり強くてわろた。
そして人間としての成長があまりにも早すぎる。
いきなりのド根性ぶりに他の強者も引いてるし…笑
トレーディングデイのイーサン・ホークを遥かに超える対応力。


やっぱ紛争ものだから案の定状況がわっけわからん。
誰が敵なのかマジわからん。
この人達警察の命令に背いて単独行動してるから、もうマジで何してんの状態。目的は何だと新人が聞くと復讐。の一言。
色んな組織との駆け引きが緊張感ある。



強者達が一人、一人と死んでいくのは本当に恐ろしい……
ちょっとした偶然が即死に繋がる。

撃ち合いのシーンはずっと迫力満天。凄まじい緊張感。あの名作ブラックホーク・ダウン並。



何にも結論が出ない段階で、これからも俺達は生きていく的なオチは好み。主人公の凛とした表情が強く印象に残った。
もやし

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