ヨシミ

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~のヨシミのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

映画館ではタイミング悪く観れず、プライムで鑑賞。
現地に放り込まれて、何が目的なのか分からないまま進むのが良かった。言語もキチンとしてるし、アメリカ資本なのに、自己内省して世に出すという懐の深さ。大いなる力には責任を伴うという矜持を、製作者が持ってる点は評価出来る。
また、登場人物が全て馴染みのない俳優である事から、誰がどうなるのかまで全く読めない点もナイス。
更に、ゴミを片付けるという行為が、でもやるんだよ精神に満ち溢れてた。
また起きたことが、おそらく1日の長さと思われ、フューリーと同様に主人公の成長譚でもあるという恐ろしい構造の映画でした。
隊長の雰囲気が、ありし日のいかりや長介っぽいのもグッド。ドリフの打ち合わせは笑いゼロだったという逸話に近しい緊張感で良かったです。
映画館で観れれば良かった、後悔作品の一つです。
ヨシミ

ヨシミ