きゅう

リコリス・ピザのきゅうのネタバレレビュー・内容・結末

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

年の差恋愛を主軸とした青春物語

かわいい作品だった。
ずっと見ていられる。

年齢や性別で世界の見え方、見られ方が違う。
それがよく出ていたのが良い。
70年代のいいところもあり、悪いところもしっかり感じた。
うまくやり過ごしながらも、正直に衝突してしまったり…2人の関係性が好き。

ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパーなどが演じる、いわゆる“スゴい人”。
彼らが出てくるシーンは笑ってしまう。
それと同時に、誰かの主役と脇役、自分にとっての主役と脇役…みたいなものを感じた。
彼らはもちろん、自分が世界の中心だと思ってるし。
アラナとゲイリーはお互いが世界の中心にある。
バイクから落ちたアラナに向かって走るゲイリー、よかったな。
バイクとすれ違うのもいい。

とにかく2人が走っているシーン、最高!
あのとき彼らは世界で一番輝いてた!
きゅう

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