お洒落な音楽とファッション。
70年代アメリカの街並みや車。
冒頭の、15歳とは思えないゲイリーのナンパよ。
年上なのに、同じこと2回言っちゃうアラナの余裕のなさ。上気具合。
思えば最初からそうだったんだよね。
そこからずっと2人の絶妙な距離感が続いていくの面白い。
なかなか濃いキャラが沢山出てきて、終始ドタバタするんだけど、信頼関係はその度に深まっていく。
年の差があるせいか、2人は簡単に恋人同士にはならないんだけれど、もともと恋愛ってそうやって時間をかけて育んでいくものですよねって思った。
2人とも、相手のことを思うともう頭より体が先に走りだしちゃってるの、めっちゃ良い。
しかも長い。結構長い時間走る。
名前を間違えて何度も言い直させるくだりとか、この辺は監督の趣味なんだろうけど、なんかくどい演出が多くてくすっとする。
マグノリアもそうだったけど、なんか残すよねー。
