ポール・トーマス・アンダーソンの、
楽しみに期待していた最新作。
彼の作品にしては珍しく、
めちゃくちゃピュアなラブストーリー。
時折観ているのが恥ずかしくなるが、
それだけ甘酸っぱく描かれている証拠かもしれない。
枕で遠慮なく本気で叩いた瞬間は、
本当に可笑しくて笑ってしまった。
ブラッドリー・クーパーの登場には驚いたが、
ショーン・ペンの登場には更に興奮した。
誰かのために全力疾走するという行為を、
一体いつからしていないだろう。
見終わったあとに走り出したくなるような、
爽やかで後味のいい映画。