このレビューはネタバレを含みます
曲が良い青春映画。
若さゆえの、アラナとゲイリーの無敵感と言い、懐かしさを感じられるアメリカングラフィティの様な。
時代背景や人物への細かな仕掛けが沢山あるんだろうけれど、知識がないと拾えないのでもっと知っていれば倍楽しめるんじゃないかな。置いてけぼりになってしまうシーンが幾つかあった。
ラストに出会うシーンで、もし、そのまますれ違ったまま出会わず諦めてお互い別の道を歩いていたとしても、それはそれでリアルな青春で胸が熱くなりそう。
出逢えてハッピーエンドでも良いんだけれど、すれ違ったまま最後は出会えなかった、という終わりの方が私は嬉しいかもしれない。そのverも観てみたい。
夏に観られたら最高だと思う。