残された人間が残された物で強くなる
歌と踊りと祝い事から始まると、『きた！』という気分にさせてくれます。3作目！ Ⅰ、Ⅱが名作すぎてⅢは蛇足だ、なんて言われているようですが個人的にはⅡに続けてゴッドファーザーになったマイケルの晩年を描ききったように思えました。ラストシーンは一生忘れない。つい、ヴィトーと比較してしまう。
また、今回はヴィンセントの存在がより一層マイケルの"ファーザー"感を増すものとしてくれた。
そしてどのストーリーよりも悲しく思えた。とにかくⅠ〜Ⅲで魅せてくれたマイケルの生き様に天晴。
【本作品は1978年の教皇ヨハネ・パウロ1世の毒殺が強く疑われている急死と、1982年に発生し世界を揺るがす大スキャンダルとなったロベルト・カルヴィ暗殺事件。そしてこれらの事件にまつわるバチカンとイタリア政財界を巻き込んだ金融疑獄事件いう、多くの共通の関係者を持つ複数の大事件を作品内にほぼそのままに取り入れることで、現実におけるバチカンとイタリア政財界、マフィアの3者の癒着、腐敗体質を批判している。(Wikipedia)】
ということを考慮に入れると同シリーズ他作品とは少しだけ毛色が違うのかも。
アンディ・ガルシアの胸毛凄くて驚いてしまったのは秘密！
