犯罪組織に巻き込まれ行方不明になった娘を探す母親……。
ルーマニアの女性監督が、あのダルデンヌ兄弟のプロデュースにより、メキシコで撮影した作品。
メキシコの方には申し訳ないですが…
私が怖いと感じている国の一つです。
“ナルコス”という麻薬組織のドラマを見て、ほとほと感じました。
警察、軍、行政府、夫々が犯罪者と通じていて、私腹を肥やす。
犯罪者より政治家の方が怖かったですもん。
なので、娘が居なくなっても、誰も信じられず、誰も助けてくれない。
メキシコなら、さもありなん。
ただの主婦、母親が何をできるのか？
母親が腹をくくったシーンは泣けてきた。
に比べて、ポンコツクズ旦那よ…。
あまりの厚かましさに笑った。
しかしメキシコの葬儀場はあんなに凄惨な遺体がゴロゴロしてるんやろか？
メキシコの闇はあまりにも深い。
あの娘や母親のような人を一人でも減らさないと…。
