今度の舞台は畜生道のパラレルワールド、離れ離れになった姉にもう一度会うために。
前作の白蛇は恋愛が結構物語に重要な要素として組み込まれていましたが今作はアクションと姉妹愛が大きなテーマだったと思います。
中国のアニメは日本のアニメとは違い独特のアングルやキャラクターの造形、艶感があり話もかなり重厚です。前作白蛇がかなり面白かったのですが今回も流石の出来。
アクションシーンはかなり迫力があり話も良く泣かされました。法海の力により離れ離れになった姉妹。妹が畜生道に落とされそこから出るには姉への執着を捨てなければならない=記憶から消さなければならない状況でどう戦っていくのかと言ったあらすじですが出てくる妖怪の造形も非常に良く日本人でも好意的な感触で見られる映画だと思います。
時間の流れが作中で大きく変わる作品はかなり作るのが難しいと思いますが最後もしっかり感動して追われたのでそこも良かったです。
3も既に中国では公開されているみたいなので早く日本に来ないかなーとか思います。できれば劇場で見たい!