「しょうがなくない」けど「しょうがない」と考えてないと やりきれないこともある。でも本当は、絶対にしょうがないことじゃない。サーリャに何度も泣かされました。
社会派ドキュメンタリーでもなく、甘酸っぱい青春映画でもないこの作品で、日本の入管のリアルや 世界の難民のことに関心を持つ人が増えたらいいな。
エンドロールで流れた ROTH BART BARONのNew Morningの歌詞が胸に沁みた。
「どこで 生まれたなら どこで 暮らしたなら
どこへ 帰ったなら よかっただとか
いつかここで 生きることができたなら
その時僕らは 何の歌を 歌おうか?
もしも明日 太陽が 来なくても
僕らは懲りずにまた ここにいるのだろう」