これは良作。フィクションだけど余計な演出が一切なく些細な日常も含め淡々と描いていてもはやドキュメンタリーの域。難民申請が通らなかったらこんなに理不尽な生活を余儀なくされるんだなってすごくもどかしかった。本人たちの目の前で在留カード壊すのあまりに冷たすぎる。聡太の存在が唯一の救いだったけど、結局何もしてあげられないんだよな…。
申請が不認可になった理由は一切語られなかったからなんとも言えないけど、現実の認定率は約1%らしい。この問題のことを知らなかったし、どんな解決策があるのかもわからないし、どうすることもできなかった。
