10年以上振りに再鑑賞。
御茶ノ水、秋葉原あの辺に行くとよく思い出すこの映画の電車のシーン。
改めて見ると、そのシーン以外にも素晴らしいカットがたくさんあった。
撮影監督は「空気人形」も担当したリービンビンという台湾人のよう。
空気人形も映像が素晴らしかったし、古い日本家屋が並ぶシーンなどの映像は確かに似てる。
華奢な一青窈が凄くいい
不安などを抱えつつも、それを感情に出さず華奢な体で、踏ん張って立っている姿が心を打つ
そんな彼女を心配する周りの人間も
言葉にするわけではなく、ただ隣にいるだけ。しかし、その心の中がこちらに伝わってくるのが映画の深みだと感じる。
東京の街並みを切り取った映像もゲリラ撮影だと思う自然さで美しい