コロナが流行りだした頃の台北での話。娘と母は二人暮らしで娘は反抗期を迎えていた。また母もコロナのせいで仕事の給料が少なくなっていた。
そんな折に娘の同級生がコロナ陽性になったため自宅隔離を始める。二人の関係は悪化していく。娘が八つ当たりしていたかと思えば母が八つ当たりし始め、当初の暮らしに戻れなくなった。
その後、母は精神疾患と診断され娘は現実を受け入れ始めた。
母に寄り添い家のことをきちんとし、段々と大人になっていく。
逆に母は不安を感じたり、幻覚を見たりするようになる。
しかしなんとかスーパーの仕事を見つけて自分にできることをゆっくり始める。
台北での日常生活が淡々と描かれている映画。
割りと日常生活であり得る展開で見やすさは抜群に良い！
当たり前から新しい未知の病原体、仕事を退職させられる不安、まさかの精神疾患、家のことなど一切知らない娘、母が病気になった途端に増える雑事、家が火事になるなどなど。
不安要素が満載。ただ日常生活で本当にあり得ることばかり。
瀑布とは滝のことらしいがこの瀑布が最後まで母につきまとうのだった。
