自分みたいなライトな映画好きから観ても、間違いなくノーラン監督だからこそ作れた一本だと感じた。
一方で、正直これがノーラン監督でなければいけなかった理由は残念ながら見つけることが出来なかった。
※この二つは違う問いだと個人的に解釈している
つまり己の勉強不足もさることながら、イデオロギーによるバイアス、なかば(いちファンとして)同監督を神格化したうえで一年近く待たされた点も含め、その全てが拭えないままシアターに足を運んだのは純粋な作品観賞とは到底言い難い状態だったと振り返る。
うーーーん。ちょっと次は鑑賞者として改めて思考を整理してから、もう一度みたいと思う。
※追記
2回目鑑賞して分かった。これ音楽がイマイチしっくり来てなかったんだ。ルドウィグ・ゴランソンが悪いわけではなく、個人的にヒドゥル・グドナドッティルが制作したドラマChernobylのBGMみたいなのを期待してたのかも。