このレビューはネタバレを含みます
相変わらず理解が追いついていないので日本語字幕付きで観たいけど、日本で公開するのかな
これ7月末に公開したのもわざとかな
ノーランが日本で公開することについてどう考えてるのか知りたい
音が素晴らしい
でかいIMAXで見るに値するノーランの映画だった
しかし映画が終わった時に拍手はしたくなかった
この映画を見て、自分が普段いかに「他人事」として映画を見てるのか考えさせられる
オッペンハイマーが爆弾を完成させてそれが広島に落とされた後、湧き上がる群衆の前で「日本人はたまらないだろう、ドイツ降伏の前に開発が間に合えばなぁ!」というシーンで泣いてしまった
もし今目の前でこの群衆がピカに巻き込まれたらこうなる、みたいな演出が容赦なかったし、映画を観終わった観客にどう思ったか出口調査したい
究極、人間は見えないものは見えないし、想像力には限界があるんだなと
ベジタリアンの人の気持ちがほんのちょっと分かった気がする
私が頬張ったしらす一匹一匹にも家族がいたし、でも私はそれを全然想像せずに「おいしー!」と思っているだけだし。
これを人間にも平気でできるんだな人間って
ノーランの映画を見ると愚かな人類であることを少しでも恥じてもっと勉強しようという気持ちになる
まぁ理解するためにまた見るけども!
次回は膀胱に思考の邪魔はさせない