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オッペンハイマーのorange21のレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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日本語字幕で池袋IMAX再鑑賞。
普通におもしろい映画だったんだね…という発見がありました。

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英語字幕のBDで観たが、意外と難しい語彙はないし、皆もそこそこゆっくり喋ってくれるし、専門用語みたいなパートに入ると逆に物理学系の知識から内容にアタリがつくのでわかりやすいということがあり、結構内容がわかったが、日本公開の折にはデカイ画面で是非みたい。これは大きい画面と大きい音で見るべきだろう。

会議多めのシン・ゴジラ的なポリティカルサスペンスっぽくて、この映画が視覚効果賞のノミネートを逃したと言われてもまあそこはこの映画の5%ぐらいの味わいだからなという感じがあって納得。ただしメイキングを見ると「ここは普通にVFXでしょ」というような映像も全部アナログお手製でやっていて驚異を感じる。

ニールス・ボーアやアインシュタインとかファインマンとか聞いたような物理学者がワーって出てきて、こんなに実際に絡みがあったんですねという面白さ。トリニティ計画でワーッてやってリトルボーイ・ファットマンのリアクションで物語のシメなのかと思ってたが、流石に三時間もあるのでサスペンスの山というのがその後もワーっと盛り上がっていくのが良かったですね。
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