やられた。
これで終わりかと思ったらそこからがこの作品の本番でした。
普通の音響のシアターなのに、地響きするほどの演出がすさまじかった。
日本人は単純にこの作品を映画として楽しむことは難しいかもしれないけれど、演技も脚本も半端じゃない。
特にロバートダウニーJrが怖いほどいい。
もちろんキリアン・マーフィもえげつない。
フローレンス・ピューもかなり挑戦的な演技をしている。R15の理由はここ。
原爆の生みの親ではあるが、原爆の映画ではなく、これは博士の映画である。
最初、時系列がどこなのかわからなくなるし、登場人物も多いしで、混乱するかもしれません。大丈夫。安心してください。
アインシュタインが出てきたときの、「この人は知ってる」感めっちゃホッとする。
オッペンハイマー事件が何かは知っておくといいかもしれません。