TakuoAoyama

オッペンハイマーのTakuoAoyamaのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原爆の父、オッピーことオッペンハイマーの伝記映画。

原爆の功績を称えられて米国を救ったのにも関わらず、当時の米国内の赤狩り(ソ連や中国の共産主義(赤)を恐れ赤を排除する動き)により、FBIに共産党員認定されて失脚してしまう。

時系列が交錯しながら2つの審議会が同時に描かれる。

彼が知らない部分はモノクロで描かれるという演出や、静寂から一転した爆発の音響効果。持てる脳みそと技術をこれでもかと駆使した作品。

“恨まれるのは原爆を作った人ではなく、落とした人”、“京都は素晴らしい街だったから原爆を落とさない”


アインシュタインの上司にもなり

「手が血塗られてしまったようだ」と嘆いたり水爆に反対

「物理学300年の歴史の集大成が核兵器でいいのか」というラービの言葉

原爆によりアメリカを助けて、日本を陥れた
苦悩したからといって、開発してるのに違いはない、悪者として描かれてはいないが、日本からしたら悪者
ヒトラーが死んでもまだ日本があるとか言ってる時点でノリノリ
公聴会(オッペンハイマーの共産党疑惑)

是非IMAXでもう一度観たい作品。
TakuoAoyama

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