好きと言っていいでしょう

オッペンハイマーの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.6
見るのは2回目です。
とうとう日本で公開してしまったせいで、飛行機で先に見て、オッペンをすでに見た自慢ができなくなってしまい、少々残念であります。あれそんなに面白くないよという自慢でしたが…。

原爆を作り始めるまで2時間あり、原爆が終わってからも40分あるので、皮肉にも原爆を作り始めてから終わるまでが1番面白い映画です。逆にそれ以外は退屈です。IMAXで見ましたが、その必要はなかったです。

原爆を落とす候補の都市から京都を外して、新婚旅行で私も京都に行ったことがあるというシーンで笑い声が聞こえたので、これでよく笑えるなと思いましたが、笑ってた人が外国人だったので少し納得しました。

後半になってオッピーが糾弾されて、オッピーに感情移入させるようにも出来ていて、それはちょっと違うんじゃないかとか思ったりしました。

勝利国の偽善的なアプローチで、アメリカ万歳ではないですよ感は否めなかったので、これならマイケル・ベイのパール・ハーバーの方が清々しくて良いです。

ダウニーJr.もキリアン・マーフィーもそんな良い演技をしていたかな?という印象で、よっぽどディカプリオとデ・ニーロの方が良かったです。

時代モノ第6弾