タカ

オッペンハイマーのタカのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
-
時系列も行ったり来たりで登場人物も多く出てきて判別する時間も無いのでストーリーあまり理解できなかった
ロバート・ダウニー・Jrのウェイトが急にデカくなるのでついて行けない。。

でも度々共産主義・科学者としての矜持・原爆投下への苦悩とアメリカへの忠誠の中で「揺れ動く」様は人間ドラマとして面白かったし、映画体験として度々核分裂の轟音で映画館が「揺れ動く」のは狙ってるんだと思う、それだけでなく電車や乗馬など揺れ動くシーンが幾たびとあった

科学の発展の為祖国を祖国を捨てたアインシュタインと対比として度々登場しており、科学者たちは物理理論を通して「見通してしまう」地獄のような未来に絶望しているのに対し、政治家が如何に自己保身など小さなものしか見通してないかを皮肉るラストになっていた
これから印象的なラストシーンとして名前が挙がると思う

終盤のロバート・ダウニー・Jr観たことないけどゴッドファーザーを彷彿とさせるものがあり、ゴッドファーザーを観てみたくなった
タカ

タカ