ある天才について
という話かと思ったらメインは赤狩りの話でびっくり
ハリウッドリーガルのテンプレではあるが、
「担当は?」
「ロップだ」
「そりゃ厳しいぞ」
の悪辣敏腕弁護士をちゃんとやり込めるエミリーブラント
イジワルだと思ってたジジイがちゃんと中立にいてくれてる
とかは胸熱
based on a true storyテンプレの
「地方の若手議員が裏切りました」
「名前は?」
「JFK」
みたいなのも胸熱
原爆について
→北九州の小倉は軍需産業も盛んで長崎よりも上位の候補地だった、が、投下当日の天候が悪く
「記録作成に足る十分な状況ではない」
とのことで長崎に変更された。
世界史上一度しか出来ない貴重な実験ということはみんなわかってたんだね
美辞麗句並べ立てても「実際に落としてみたいという欲望に勝てなかった人たち」という会議のシーンがとても良かった。
こんな貴重な機会ないやろ!とはもちろん言わないがそれが滲み出でしまう科学者と政治家の欲望はまあそりゃそうだろうなと思った。
「京都は綺麗な街だしねー」みたいな軽い感じは実際これくらいだったんだろうなあ
→被爆者の描写がほとんどないが、黒ずみになった人を踏んづけるカット、被害状況に目を背けるオッペンハイマーで十分だった。オッペンハイマー見るのに原爆の悲惨さ知らん奴はいないだろうし、後で調べるやろ、これ見たら、
と考えると日本に対しての描写は適量かと思った。
アインシュタインは「星に想いを」ぶりに見たけど超天才なのに素敵なおじさんってのは今回も一緒
マレック随分端役だなぁと思ったら最後に大役がありました
大好きなジョシュハートネットに気づけなかったのが心残り