オッペンハイマーのAkikoAsoのレビュー・感想・評価

原爆の父、必ずしも好意的でない呼称の、オッペンハイマー。科学者として、人間として、細く描かれ、音響、サブリミナルのようにおりこまれる、爆発のような映像とともに、ほとんど会話劇で、あるにもかかわらず、深く引き込まれる。公聴会での追求に誰も味方はいないのかという、オッペンハイマーの苦悩、葛藤に同情しながら、日本人として、少し複雑な気持ちになりました。