ヒカル

オッペンハイマーのヒカルのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.5
ダンケルク、テネットと自分にとっては2連続ハズレ作が続いており、更に苦手な3時間もの、更に更にカルトのファシスト国家の暴走を停める為の正義の爆弾でも真摯にふり返る俺達ってやっぱり最高とアメリカ人が思ってそうで、観るのが億劫な本作ですが、義務感で視聴する事に。勿論、NOPEで思わずのけぞりそうになったホイテ・ヴァン・ホイテマ先生の撮影なので、近所のIMAX劇場へ。


感想は、今回は登場人物多すぎ問題は有りますが、普通に良く出来てたと思います。ただ、公開時期が悪すぎるかと思います。RDJの授賞式での態度を観てしまった後では、このクソ野郎としか思えませんでしたし、DUNE2のIMAX頂点(勿論、マーベリックも頂点です。)の映像とハンス・ジマー先生を堪能した後ではこんなものか、というのが感想です。4点が妥当だと思いますが、RDJのいつもの偉そうな演技を見せられて不快だったので3.5点にしときます。(キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモンは良かったと思います。)


とりあえずDUNE2の様にIMAX必須では無かったと思いますので、お近くの劇場でどうぞ。但し、音響は良かったので音のいい劇場がベターです。(ホイテ・ヴァン・ホイテマ先生の撮影作品でしたら、NOPEの方がIMAX必須だったかと思います。)


アカデミー賞作品賞既にオッピーで決まってますが、私のフェイバリットは以下の通りです

1 バービー ☆5.0
2 落下の解剖学 ☆4.0
3 哀れなる者たち ☆4.0
4 オッペンハイマー ☆3.5
5 American Fiction ☆3.5
6 マエストロ ☆3.5
7 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン ☆3.0
です。


オッペンハイマーは作曲賞も受賞してやがりますが、我慢して1週間聞いても空気でした。関心領域に負けた音響賞なら受賞しても納得ですが、作曲賞はノミネートすらしてないスパイダーバース2のダニエル・ペンバートン1択だったとしつこく思ってます。
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