このレビューはネタバレを含みます
総力結集という“ワクワクシークエンス”の先にあるのは原爆という絶望。
映画冒頭のサウンドトラック“Fission”にはどこか不穏なものを感じさせ、何かに駆り立てる力がある。その理由はサイレンのような音のせいかいなのだろうなと感じた。
数式は読むのではなく聞く。
理系の私はこのセリフにシビれるというか、こうなりたいなとやっぱり思ってしまいます。そう言ってしまえる映画に登場する科学者たちはすごい。偉人です。
今回、科学者たちは核開発への貢献者としてフォーカスされており、功罪、特に罪が描かれるが、物理学への寄与という意味ではシンプルにかっこいいと思ってしまうのは複雑。