IMAXにて鑑賞。町山さんが4回も観てやっと分かってきたって言ってたので、覚悟はしていたものの、登場人物が多すぎて何がなんだか全然分からなかった。
かと言ってもう一回観たいかと言われたら長すぎて無理。概ねの理解はできたからいいかって感じ。とにかく、爆発音や足を鳴らす音などが四方八方から聞こえてくるから音に包まれてる気がして、やはり迫力はすごかった。
原爆投下のニュースをラジオで聞いた後の、オッペンハイマー（キリアンマーフィー）の、とんでもないものを作ってしまったっていうような、なんとも言えない表情がなんだか心に沁みて涙が溢れてしまった。国をあげて開発に励み、そのために街まで作ってしまうような大計画のリーダーに任命されてしまい、もう後には引けない状況での様々な苦悩や懸念を抱えるオッペンハイマーをキリアンマーフィーが演じていて、それを表現する為には3時間が最低でも必要だったのかもしれない。
要らないシーンは何ひとつなかったのかも。観終わった直後は頭痛がして、疲れきってもう無理と思ったが、数日経った今は、もう一度観たいと思う気持ちが芽生えている。
キャストも豪華なので、飽きずに最後まで観られるが難しすぎて、途中で何度か睡魔が襲ってくるのは確実。
