109にて鑑賞。
平日の夕方に見たせいか、観客は5、6人位でした。少ない。
かなり感情を揺さぶられる映画でした。
かなり大雑把に言うと
前半→オッペンハイマーってすごい人なんだなぁ…
中盤→オッペンハイマーなにやってんだよ…。周りも原爆作ってなに喜んでるんだよ…
後半→オッペンハイマーかわいそう…
って言う感じです。
日本人として彼をやはり許せないと言う思いもありますが、この映画を見て思うのは、"彼だけに責任があった訳では無い"と言う事ですね。
原爆を作らざるを得ない当時の状況や政府、原爆を投下してから彼をヒーローの様に崇めた事からも分かるアメリカ人の国民性なんかも大きな要因に感じました。
何より緊張感が素晴らしい映画でしたね。
中盤の原爆の実験のシーンは久々にドキドキする程の緊張感を味わえました。
皆言ってますがカウントダウン怖すぎ…
日本にはセンシティブな題材でしたが、アカデミー賞作品賞も取ったことだし、見るべき作品ですよ！
