このレビューはネタバレを含みます
ボーッとしてると感情と聴力持ってかれる
足ドンドンするBGM流れ出したら薄目で耳抑えといた方が身の為
広島長崎に投下された直後の集会のシーンでの主人公が罪悪感に駆られていることの表現がとてもリアルで共感できる。
主人公自身も実験での原爆の威力を目の当たりにしている為に、実際には目にしていないがどれだけの被害が出たのかは想像できたと思う。
前半は目まぐるしく進んでいく原爆の開発、後半は犯した罪の重さと向き合う3時間の大長編。歴史の授業ではあまり習わない原爆の開発秘話を唯一の被爆国に住む人間として見てみるのも良いと思う。