前半あたりはちょっと博士と彼女のセオリーの物騒バージョンなのかな？と思ったが後半はそれ以上で複雑だなと思った。
映画を観ていて、こんなに映画のテンションと自分の気持ちが乖離しているのは初めてかもしれないと思った。実験に成功して喜んでいる人々と全く喜べない日本人、残酷だと思ったけど、多分他にもこういう気持ちの人はいるんだろうなと思ったので映画を作った意味はこういうところにあったのかな。
キャストはすごい豪華で本当によく集めたな？！と思った。1番びっくりしたのがデイン・デハーン。久しぶりすぎた…またイケメンでかっこいい役やって欲しい。大統領はよく見たらゲイリー・オールドマンであれっ？チャーチルでは、、？と思ってなんか脳が混乱した。笑 メインの3人くらいしか把握してなかったので（キリアン、エミリー・ブラント、ロバダウ）内容よりもキャストに注目してたかも。フローレンス・ピューの昭和感。。。渡辺謙も、どうせならどこかに登場して欲しかったけど、これはオッペンハイマー氏視点で、とのことだったので日本人とは全く関わりがなかったという証拠（？）なのか。
そしてノーランの特徴？として個人的に好きなのが映画館での鑑賞にこだわっているところ。この迫力は家のテレビや配信でみても伝わらないんだろうな。今までのTENETやインターステラーも迫力がすごくて監督自身も映画館で見てほしいと言ってたが今回も言わずもがな、だけどまた2回目映画館で見る気力はなかなかないのだが。。
