映画の構成に気づいた時にはクリストファー・ノーランの手中にある感じがして、さすがでした。
最初は時系列も視点もバラバラなところから始まり、徐々に実験成功という主軸に向かい、最後には余波を表現する流れでした。
その構成が作中で説明された理論そのもの。
元素から始まり、圧縮・収束され、爆発する
まさに原爆さながらの展開。
さらに実験にはとどまらず、倫理まで波及する展開に息をのみました。
それから音響が大変良い仕事をしているので、心臓が弱い人は見ない方がいいかも。
私は心拍数が一時146回/分まで上がりました。