映画を見てこんなに複雑な気分になったのは初めてかも。点数云々ではない。
原爆が完成して大歓喜するのは、そりゃアメリカさんはそれで正しいんだろうけど、でもこれがどんだけ悲惨なモノか制作陣含めホントに分かってんのか！？と思ったし、オッペンハイマーが反体制を取り始めてから差し込まれる被害状況とか、マジで資料館で見たのは全然そんな綺麗なもんじゃなかったわ！だから現実はもっと悲惨だわ！って思ったし(作品としてはオッペンハイマーが見た／見てないがキーポイントらしいけど)、全てが体のいい言い訳にしか思えなくなる瞬間もあった。
でも愛するRDJはめっちゃ良かった。最高。
ラミ・マレックも出てたの知らなくて、びっくりしたけどいい役もらったな〜。
とりあえず、オッペンハイマーの女性関係のだらしなさに、こいつマジでクズだなと思ったけど、やっぱり天才ってのはそういう常人が理解できない部分がないとダメなものなの？
