すっごい映画体験だった。もちろんIMAXにて鑑賞。
ノーラン作品は公開のたび観に行くけど一番難解さはなかったように思う。結末知ってるしそりゃそうか。時系列コラージュは覚悟して。
そして誰にも感情移入できなくてある意味助かった。わかってたまるかという思いもある。
あの爆破シーンな…こんなこと本当はだめなんだろうけど、美しいと思ってしまった。
圧倒的すぎて…神だった。
CGを使わないことで得られたノイズ感が顔に熱を感じさせた。
日本人としてはもっと畏れではなく恐れの部分を描いてほしさもあった。あれじゃかっこよすぎる。
だけど聴衆のなか、ただれた顔の皮がはたはたとはためく女性役はノーランの娘さんだそう。
この出来事がいま私たちが生きているこの世界と地続きになっていることを最後のシーンで痛感させられた。
