人間が核兵器を扱う準備が出来ることなど一生ないんだろう。米大統領の糾弾されるのは、原爆を開発した科学者でなく、使った人物だというのはその通りだなぁと。ここまでオッペンハイマーの経験(したであろう)ものを描いたのであれば、やはり広島や長崎への原爆投下後にどのようなデータを見たのかまで描いてほしかったけれど、アメリカ映画ではここまでが限界なのも分かる。
主役のキリアン・マーフィーと妻役のエミリー・ブラントの名演。ロバート・ダウニー・ジュニアはアカデミー賞正直取るほどか？と(チャーリーは凄かった)。最初から怪しさ満点だったが...
