亀

オッペンハイマーの亀のレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.9
モノクロとカラーフィルムが交錯する、学者&俳優の壮絶バトル。フローレンス・ピュー(この時代の女優顔じゃないのに見てられる)が(脇役も名優故)周りを食い散らかすことのなかった稀な作品。

兎に角、エミリー・ブラントが(『オール・ユー・ニード・イズ・キル』なんかよりも)いちいち迫力ありすぎてちびりそう、特にラストの口元の微妙な動きな。

ほぼ喋らないジャック・クエイドが映るだけで『ザ・ボーイズ』に見えちゃうよね。あと、ケネス・ブラナー(『TENET』では悪役)の温和さが滲み出てていいすね。
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