このレビューはネタバレを含みます
オッペンハイマーの栄光と苦悩を描いた作品
3回見た。IMAXで2回。
科学を学ぶものとして、物理を専攻するものして、観てほんとによかった。
当時、核分裂は大気までを連鎖反応で燃やすと考えられていた点、オッペンハイマーとアインシュタインの確執、量子論の発展など物理学黎明期の科学史にはワクワクが止まらなかった。
また、やはり科学の発展は戦争が関わってくるのだなと実感。
政治的背景、後半の会話ラッシュは2回目でやっと理解した。オッペンハイマーが誠実に苦悩と向き合い続け一度は没落するが、最後には報われる姿は沁みる
ノーラン作品の中でも重厚さと展開は1番好きかもしれない。見応えありすぎ。
また観たい。みなきゃ。