時間が行ったり来たりして少し混乱すると聞いていたので、身構えて観に行ったが意外と大丈夫だった。
研究パートでは、科学者たちが侃侃諤諤の議論をしながら生き生きと仕事をして原子爆弾を完成させる様子が描かれる。普通のお仕事映画なら、目標の達成が近づくにつれて観ているこちらの気持ちも盛り上がっていくものだが、作っているモノがモノなのでそうもいかず、複雑な気持ちになった。
トリニティ実験の場面では、遅れてきた爆音に思わず飛び上がってしまった。ただ、爆発の様子が映画でよく見る爆発とさほど変わらないように見えてちょっと残念だった。核分裂はガソリンや火薬の爆発とは仕組みが違うし、炸裂する様子も違う気がするのだが、そうでもないんだろうか？
