【2回見ないと内容わからない度】★★★★★
大好きなクリストファーノーラン作品だったため鑑賞。
【良かった点】
・物語
→世界で唯一原子爆弾を落とされた国の国民としては、観ていて辛い描写などがありましたが、俳優陣の迫真の演技などもあって見応えのあるものとなっていました。
・俳優陣
→キリアンマーフィーとロバートダウニーJr以外にも名優がたくさん。
作品を盛り上げる要素となっています。
・映像美
→今までのクリストファーノーラン作品とは違った美しさを楽しめます。
【悪かった点】
・上映時間
→長い。ただオッペンハイマーという人物を描ききるためには致し方なし。
・2段階要素で面を食らう。
→悪かった点ではないですが、オッペンハイマー=原爆誕生秘話だと勝手に思っていたので、最後の聴聞会のシーンが始まった時はなんじゃこりゃ状態。ただ彼の生涯を語るにはとても大事なシーン。
・登場人物多い
→とんでもない経歴を持った科学界のオールスター集団ですが、終盤誰が誰だかわからなくなります。ただ我慢して見てください。
YouTubeに復習動画あるのでモヤモヤ解決はできます。
単なる娯楽として観るのは面白いし評価は4.5。
ただ日本人として向き合った上でこの作品を観ると鑑賞後は心情複雑な気持ちになるのでレーティングはつけずにいきます。。
個人的には戦争を終わらせるために核爆弾が必要だったというのはただの妄言。
観る前にオッペンハイマーの人生、量子力学、原子爆弾、戦争の歴史などを予習するとさらに楽しめますし1回観て理解できるかと。
デートには不向きかなーと勝手に思います。
2024年11本目。