このレビューはネタバレを含みます
若干の予習じゃやはり無理だった。
トリニティ実験のシーン
大画面で炎が渦巻いてるのを観ながら
やめて、やめて、みたくないって思いながら炎が渦巻いて爆発し続けるスクリーンから目が離せなくて。何が起きたか知ってるから、成功して喜んでる科学者や軍人をみてやっぱりどうしても苦しかった。
オッピーが講堂で演説したあと
オーディエンスの皮膚が剥がれたり
彼の足にしがみつく炭化した人間だった物の描写があった。
子供の頃から原爆について学び、はだしのゲンを読んできた日本人ならその描写だけで想像できる世界があるけれど、その他の国にはきっと伝わらないだろうなって。
こんな少しじゃ伝わらないだろうなって。
じゃあ目を覆いたくなるようなシーンを入れたらいいのかって思ったら、これはオッペンハイマーの伝記映画だから違うのかな。
だって彼が苦しんでいたのは伝わって来たもん。
ゲイリーオールドマン別人すぎた。
恨まれるのは作った人間じゃない。
実行した人間だ。
最後まで握手しない嫁強い。
エミリーブランドいつ見てもいい。