終始ほぼ会話劇で成り立っており地味ではあるけどしっかり面白かった!
原爆が完成するまでの過程、その後のオッペンハイマーの苦悩、ストローズとの対立…内容濃ゆすぎ…。
そして複雑に時間軸を前後させながら進行していくストーリー構成。
正直めっちゃ難しかった…笑
でも180分余すことくなくスクリーンに釘付だったのは、やっぱノーラン凄えよ。
原爆を生み出して神にでもなったつもりか?
初めは科学者としての好奇心からか日本への原爆投下推進派であったくせに、投下後に罪悪感に苛まれてなんやねんコイツってなった。
でも彼が少しでもそんな風に感じていたと分かっただけで何だか日本人として少しホッとしたなぁ。
もちろん同情の余地なんて微塵もないけど。
なんと言うか人物評が何とも難しい。
しかし一つ言える事は、原爆の開発により文字通り世界のパワーバランスを変えてしまったオッペンハイマーは間違いなく怪物だしゾッとした。
2024年30本目