「マンハッタン計画」「トリニティ実験」少なくともこの2つは理解した上で観た方が良いです。
単純に、原爆って危険だよねって話ではなくて、なぜ彼らが核爆弾の開発をしなければならなかったのか、それを成功させる意義は何なのか、がよく分かると思います。
本作は、“原爆の父“と称されたオッペンハイマーの歴史にスポットを当てたものです。広島や長崎に関する話は、ほんの少しだけ。それ故に、公開前に大批判を受けた作品なのですが、見る価値はかなりあります。
映画の構成もさながら、演出も凄い。ドドドという地響きが心臓まで届いて、超怖い。本当に映画館が爆発してしまうのではないかという錯覚に陥りました(IMAXの利点)
演出に技巧凝らし過ぎて難解。モノクロ演出は素敵だか、「シンドラーのリスト」に及ばない印象なので星4.5
監督のクリストファーノーランは、「インターステラー」や「ダークナイト」「テネット」などの大作を生み出した人。
