#2024-25
この日のために親友に教えてもらった、Netflixの「ターニングポイント」Ep.1とWikipediaでマンハッタン計画について調べたけど、そんな取ってつけたような知識ではまだまだ理解が及ばなかったのが悔しい。全く知らないよりかは助かったけれども。
全体的な感想としては別にノーランがやらなくても良かったのでは…といったところ。過去作を殆ど観たからこそ この人には"時間"をいじり倒した理解に苦しむ映画を作って欲しいわけで。
今作で一人称に拘ったのと(あくまで科学者として。に絞ったのが良い)、カラーと白黒の使い分け、原爆完成に向かってからの、あっという間の投下、その後の赤狩り。相変わらず音の使い方は上手い。
日本では被爆したことに重きを置いた作品が多い一方でアメリカは赤狩り作品が多い印象。いかにそれが強烈だったのかが分かる。
「赤狩り映画なんかいっぱいあるからわざわざやらんでも」と思ってたけど、それも向こうからしたら逆の視点もあるんだと。
アメリカ視点で観れたことには大きな意味があったし知れて良かったなと思った。