アカデミー賞を受賞してるとか関係なく、本当に世界を破壊する力のある核兵器を開発した人間がどういう思いでどういう葛藤で核兵器を作り出したのかっていうのを被爆国日本で生まれた人間として知れてよかった
ナチスが降伏したのに原爆を作ることを継続した科学者たちにも腹が立ったし、居酒屋でメニューを選ぶように投下目標を選ぶ軍幹部、それに何も言えないオッペンハイマーの科学的好奇心にも腹が立った
でもアメリカが作んなきゃ、ロシアが作って日本に投下してたんだろうと思うとモヤモヤしたのも本音だから何が良くて何が悪いなんて自分には到底見当もつかなかった
いま、この世界を生かすも殺すも我々現代の人間が決められるってことをオッペンハイマーとアインシュタインとの会話から理解した、核のない世界を謳う人、機関もいるけど自分には無理じゃないかなって思う
