memo
難解と聞いていたけれど、TENETの30倍くらい話の内容が理解できて一安心。プロメテウスから始まるのかっこよかった！
観終わってみるとほぼオッペンハイマーの機密文書のアクセス権（名誉）の話だった。凡人の私からするとなんかチマチマ争ってるなーという感想w 価値観が違いすぎるw
オッペンハイマーは、女性関係ひどい、人を見下す態度がある、突然甘い考えで墓穴掘る、子育て放棄する、という欠陥多めの人間で因果応報なところあり。人柄を好きになれない。
原爆投下の談議の時「まず原爆の威力を説明して降伏に促そう」に対して「技術者じゃない人達に想像力なんてない（説明したところで分からない）」みたいな会話があり、確かにそうかもしれないけど、あんた（たち）も被害想定に想像力が働いていなかったね、と心底思った。このシーンと、金魚鉢みたいなやつにビー玉（エネルギーの見える化）が少しずつ貯まっていく光景はやはり辛かった。
原爆投下後のオッペンハイマーの苦悩はこんなものなの？と思ったのだけど、本当はどうだったのか。映画の中の描き方によるのか、意外とこんなものなのか。
キリアン、ジョシュ、マット・デイモン、ケイシー、という面子を見ると、ノーラン監督の世界で観たかったな～という感想になってしまう。個人的に助演男優賞はマット・デイモンです！
