黄色い木

オッペンハイマーの黄色い木のネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

まずはあの、実験成功の爆発と主人公の描写。強烈な印象。
それをまず言ったあとで。

人間って、、複雑だよなって。そういう気持ち。
当然だけど、いいヒトわるいヒトって絶対的なものがあるわけじゃない。
その時々で良い人になったりイヤな人になったり、その感じ方も立場、基準によって異なる。
1945年のアメリカ人(全員ではなく)にとっては英雄だった。少なくとも。でも、時代の変化、様々な立場の思惑、ホントに色んなものが複雑に絡んで変わっていったんだなって。

科学、政治、軍事、安全保障的な要素、時代、国際情勢、そんなものの中で苦悩した人生を生きた人っていう、そんなイメージが残ってる。

◆日本人としては複雑だけど、、まあ、この人が仮にいなかったとしても絶対誰かが作ったよね核兵器。オッペンが軍の依頼断ったら他の誰か、またはドイツとかソ連だって。そういう時代だったんだなって。


◆あと一つ、色んなものを動かすのって「感情」だよなってのも思ったこと。
「京都好きだから爆弾落とすのやめとこ❤️」とか、
「あのとき面目を潰されたのが気に入らんから仕返ししよ😝」
みたいな。これが人の行動だなって。

思ったことはそんなかんじです。
黄色い木

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