Amy

オッペンハイマーのAmyのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

この時代に、このタイミングで、世に提起するこの作品には意味があると思う。※個人の見解。意味は実際にはないかもしれない、私の想定する意味はある誰かにとっては正しく感じられないかもしれない。

我々は破壊した
この台詞で、これまでの伏線をうまく踏んで、現代社会の水面下にあるが皆目を逸らしている懸念に問いを立てていると感じた。

私たちの世界は、オッペンハイマーの予言を超えられるか?

様々な知識を吸収でき、様々な声に反応できる人物だからこそ、
自分を形成することが苦手で、
周囲の期待によって徐々に形造られていく自己を自分と思うしかない彼の人間性に親近感と切なさを感じた。
Amy

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