キャストが豪華すぎて私得すぎて、、
オッペンハイマーがキリアン・マーフィーと知ってから絶対観なければと思っていたけど。
デイン・デハーンとレミ・マレックの出てくるタイミングと役どころが秀逸だと思いました。
そしてなんといってもフローレンス・ピュー。
ゲイリー・オールドマンには気付かず、、そこだけ観るためにもう一回観たい。
、、、という俳優陣についてだけでもコメントしたいこといっぱいあるけど
原爆を作る側の『人間たち』がいかに悍ましく愚かだったか、そして核兵器をいまだに持ち続けていること、あらゆる暴力の加害者でいることになんの疑問も持てない『私たち』について考え巡らさせられる3時間。
3つの時間軸設定とそれぞれに切り替わるタイミングが天才的だった。聴聞会でオッペンハイマーが責め立てられるシーンのスピード感に引き込まれ過ぎて、気持ち悪くなった。
2日間くらい精神的ダメージを負うぐらいの胸糞悪い気持ちにはなったけど、向き合うことができて良かったと今は思える。でもできればもう観たくない。