久しぶりの映画部活動にて
広島での平和教育を受けて育った身として
どう感じれるかと思いながら見た
原爆の映画というよりは
オッペンハイマーの半生を描いた
伝記的な印象
日本の映画では戦争の惨禍にフォーカスされるのに対して
相手側の心情表現に興味を持って最後までみれた
時間ほど長く感じなかった
好奇心を捨てることはできないし
それが確かに科学を発展させて
その便利さの上に生きているんだけど
技術者である限り
それ以前に倫理的であるのが大事だよなと
自分自身も技術者の端くれとして思った
日本が飢えて命からがら生きていた時代に
やっぱ戦地にもなってない海の向こうは
割と裕福に生きてたんだなーと思ったり
こんだけ広大な土地があったら
被害の目測も低く見積もられたり
当事者たちも人が死ぬなんて思ってなかったのかな、と
規模や形態、国にかかわらず
政治や大衆の力を前にすると
個人の考えや意見なんて尊重されなくなり反対意見なんて言えない
そんな雰囲気になってしまうんだと感じた
民主主義を押し通すために議論を封じる相反してることをしてるなと感じた
戦争はよくないね