Yuka

四畳半タイムマシンブルースのYukaのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

もう余韻びったびた。びったびたですよ。
ここから記すことはもはや日記です。

今年の古本まつりに行けなかった分公開当日こそはと気合十分に仕事の休みを取り迎えた今日。映画館に近づくにつれてそのワクワクと緊張感は増し、とりあえず心を落ち着けるためにグッズコーナー寄って、気づいたらステッカー・チェキ・モチグマン(緑)買ってた。
入場ゲート?の前に人が集まってたから、そろそろかと並んで。1週目の来場者特典もしっかりとゲットしました。っしゃ!
公開当日だからたぶんファンが多かったんだろうな。今日もだけど今まで1人で森見ファンしてたから、他にもいる!と嬉しかった。
映画は言うまでもなく最高でした。映画館という広い空間の中で四畳半の世界観に包まれる感覚。原作読んだしアニメも見てるから何が起きるかわかるんだけどやっぱり映画館で見るのは違うよね。最後のエンドロールに載っていた人及び載っていなくてもなんらかで携わっていた人もう全ての方に感謝。ありがとうございます。

「過去は変えられない」「人生は一冊の本」という解釈に落ち着いた明石さん。感化されたしそれを温かな瞳で見守る私がまた最高なんですよね。有意義な夏を過ごしていないし人間的成長もしていないと言っているけど、側から見たら有意義な夏を過ごしているし明石さんの意思を尊重し口出しをせずに見守ることができるあなたは人間的成長を遂げてきたからこそまたは遂げてこなかったからこそで、つまりは至極素敵だということです。
「成就した恋ほど語るに値しない」という台詞がかなり好きで、それが最後に、最高のハッピーエンドを示唆する形で、声として聞けた幸福感。涙出ました。帰り際迷わずパンフレットも買いました。

映画が終わってエンドロールが流れてる間誰1人立たずに最後まで見で帰っていたので公開初日っていいなって思った。

あと、映画館を出て桜木町の芝生のところ行ったらカップルが均等な間隔を保って並んでいたんですよ。これは…って感動しちゃった。そうです、京都の鴨川でカップルが均等な間隔を開けて座っている「鴨川等間隔の法則」が桜木町でも成り立っていたのです。この瞬間に私は、ここは第二の鴨川かと目を擦りました。えぇ、余韻に浸りすぎて溺れています。

公開が終わるまで何回でも見に行きます。とりあえず週1は確定。きっと来月になったらオアシスの手ぬぐいも買うしモチグマンも増えてるんだろうな。好きのパワーってすごい。
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2回目は8月12日、京都の出町座で鑑賞。
すぐ隣に鴨川が流れている場所でまさか、見ることができるとは。私の有意義な夏ここにありけり!
Yuka

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