ショウジ

彷徨のショウジのレビュー・感想・評価

彷徨(2021年製作の映画)
3.5
第16回札幌国際短編映画祭にて鑑賞。
(12月5日までオンラインで鑑賞可能です)

困難な状況においてもフローリムさんが日本を好きでいる理由は、人に恵まれているからかもしれないと思った。入管が厳しい代わりに、周囲の人は優しいからな…恋人も友達もなくひっそり死んでいく難民も多いだろう。

自宅に難民を住まわせてあげている男性に対し、フローリムさんが「あなたがみんなにドアを開いたんだね」と言うと、「いや俺はドアを閉じたいが、ジーザスがドアを開けるのさ」と返されるのが印象的だった。

あと、本筋とは関係ないけれど、友達の遠藤さんが「知ってる?中核派。たぶんここ」って言う場面怖かった…
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