あるこる

イニシェリン島の精霊のあるこるのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
2.7
突如親友から絶交を言い渡された中年男性が仲直りを試みながらも悪化し、引き返せない所迄ゆっくりと進む様を静かで美しい映像で描いたブラックユーモア溢れる作品。
小さなコミュニティの閉ざされ、息も詰まる中、島民の悪意なき悪意と他人を慮らない関係性から訪れる結末は自分も気をつけないと思わされるし、様々なシーンが中年という年齢に響く。
30代以上の人には観て考えて欲しい映画
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