シマリン

イニシェリン島の精霊のシマリンのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.2
内戦の起こる1920年代のアイルランド。離島であるイニシェリン島には、その戦火が及ばず人々は今まで通り暮らしている。
しかしある日、パードリックはいつも通り友人のコルムをパブへと誘いに行くと、彼は反応せず終いには絶縁を告げられる。

終始暗い雰囲気で、男同士の友情がこじれにこじれあらぬ方向へと進む様が描かれる。
個人的には偏屈な奴らだなという感じで、そこに小さい島ならではの陰湿な関係性も加わる。
色んな意味で気持ち悪いかな。

最後は少し希望の見える終わり方だったのが救い。
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